3) ツールパレット

左側縦並びにあるのが、よく使われるツール群です、上からTool、Alpha、Stroke、Material、Texture、一番下のグループがカラーパレットになっています。
このツールパレットもクリックするとパレットが表示され、パレット上からカーソルをどけると自動で閉じる仕様になっています。

Tool

立ち上げたばかりだと、イメージを描くための素材が三段に分かれて用意されます。
大まかに分類すると一段目が2Dブラシ類、
二段目がぼかしやコントラストを加えたりする、エフェクト関係のブラシ、
三段目が球や立方体などのポリゴン素材、
四段目以降は、自分で編集したポリゴン素材が自動履歴保存されるところです(ポリゴン編集すると追加されます)
自分で編集したポリゴン素材はアプリケーションを終了させると破棄されるので注意してください、(自分で保存する必要があります)

Alpha

PhotoShopなどでいうところのブラシライブラリみたいなもので、
ブラシの断面を定義するものです。

Stroke

ブラシのストロークを定義するもので、フリーハンドや直線を引いたり、
オブジェクトを一点のみ、あるいはスプレー状にランダムに配置したりするのに使います。

Material

いわゆる表面材質を定義するところで、オブジェクトを金属的、プラスチック的、ガラス材質などに設定します。

Texture

オブジェクト表面にビットマップ画像を張り付けるもので、
PhotoShopなどで作成したビットマップ画像を取り込んだり、
逆にZBrush自身でUVテクスチャを制作し、それをビットマップ画像として書き出すことも出来ます。

カラーパレット
四段ある上から
SysPalette システムパレットを呼び出します
カラーチップ 右が一次カラー、左が二次カラーです
Switch Color 一次カラーと二次カラーの入れ替え
カラーセレクター デフォルトではRGBタイプが選ばれています

これらのツール群はキャンバス上で(英文入力状態で)スペースバーを押すとカーソルの位置に現れるという便利設定になっています、
試してみてください。


スペースバーを押すと出てくるメニュー項目

上段二列目もよく使われるパレットです、オブジェクトの編集と、ブラシの設定を行います

1 Draw Pointer〔Q〕 一番始めにオブジェクトを配置します、また、オブジェクトのポリゴン編集を行ったり、マテリアル・彩色を行ったりするツールです
2 Move〔W〕 オブジェクトを移動します、編集モードではポリゴンのポイントを移動します
3 Scale〔E〕 オブジェクトの大きさを変更します、編集モードでは選択されたポリゴンの大きさを変更します
4 Rotate〔R〕 オブジェクトを回転させます、編集モードでは選択されたポリゴンを回転させます
5 Rgb Intensity〔I〕 彩色する色の濃度を決定します
6 Mrgb Rgb M オブジェクトに対して、マテリアルと色、あるいは色のみ、もしくはマテリアルのみの適用を選択します
7 Z Intensity〔Shift+I〕 Z(奥行き)情報の量を選択します(値を上げると一度に変形する量が強くなる)
8 Zadd Zsub Zcut 奥行き情報の追加、削除を選択します
9 Draw Size〔S〕 ブラシの大きさを決定します
10 Focal Shift ブラシ先端を尖らせたり、平らにしたり出来ます
11 Edit〔T〕 編集モードに入り、オブジェクトにマテリアルを適用したり、ポリゴン単位で編集できるようになります
12 Quick〔F〕 ポリゴン編集する場合、オブジェクトを簡略化して表示を軽くします
13 Frame〔Shift+F〕 ポリゴンフレームを表示・非表示できます
1-10までのツールもキャンバス上でスペースバーを押すと表示されるので、活用してください。