PixologicよりZBrushバージョン3(Win)が
リリースされました。
初心者にはよりわかりやすく、熟練者にはより高度な機能が追加されました
⇒オークコーポレーションニュース
1) ZBrushってどんなソフト?
ZBrushとは3Dグラフィックアプリケーションのことで、
大雑把に言うと、
「3Dでモデリングしたオブジェクトを画面上に配置し、2Dイラストを構築するソフト」
といった感じです。
またモデラー、テクスチャ機能は単体でも強力無比で、
まるで粘土のように直感的にモデリング出来る操作は他の3Dソフトには無いものがあり、
実際にハリウッドのILMの様なプロの現場でも採用されていたり、
映画“ロード・オブ・ザ・リング”でCGクリーチャーの制作にも使われた事のある優秀なソフトです。
日本語版が存在しないのと、オンラインによるダウンロード販売が主体のため
日本ではまだあまり広く知られていないソフトですが、
いずれはブレイクするソフトだと自分は信じています。
自分はこのZBrushについてはまだ初心者で、色んなサイトを見て情報を集めたり、
配布されているプラクティスガイドなどを解読してみたのですが、みな断片的な内容のものばかりでした。
そこで取りあえず自分で操作してみたり、集めたりした知識をまとめて覚え書きにしておこうと考え、このコンテンツを立ち上げました。
ただ、あくまで自分のような初心者向けに作ったものなので、あまり細かいところまでは解説していません、
(自分自身、まだよくわかっていない)
現在も、マテリアルの各パラメーターやディスプレイスメントマップなど多くは分析中です。
取りあえずソフトを手に入れたばかりでツールパレットの機能すらわからない人や、
まず何でも良いから簡単な作品を作ってみたい人向けに解説しました。
これからZBrushを試してみようと思う方達の何かの参考になれば幸いです。
ここに書いてある文はあくまで滑走路のようなものです、離陸させるのはあなた自身、
飛び立って飛んでいく方向を決めるのもあなた自身です。
上達への近道は、「自分でやってみる」ことです、色んなパラメーターを変更し、その結果をよく観察してください。
また、各ツールには自分が説明した以上の働きを持つものがたくさんあるのですが、
さらに詳しい事が知りたい方はリンク先の文献を参照してください。
ちなみにZBrushは“ズィーブラッシュ”と読むそうです、
自分は“ゼットブラシ”と読んでました、“ゼータブラシ”とは読まないようです。
※デモ版はこのページからダウンロードできます。
オークコーポレーションZBrush2
この講座のガイド役兼モデルのイメージキャラクターを設定しました、
名前は「みすゞ」と申します、以後よろしくお願いします。
このキャラクターももちろんZBrushで制作しました。